テーマ:ブランディング (女性スタイリスト編)
/Vol.4
女性美容師だからこそできる “共感”を呼ぶSNS発信を大切に
『NORA Journey』プロモーションディレクター 阿形 聡美 Agata Satomi
阿形 聡美 Agata Satomi 『NORA Journey』プロモーションディレクター。 1986年9月13日生まれ。兵庫県出身。 ヴェールルージュ美容専門学校卒業後、 関西美容専門学校卒業後、都内1店舗を経て 2008年『NORA』入社。2013年『NORA Journey』 の立ち上げから参加。早くからSNSを駆使した セルフブランディングに着手し、「エロ髪美容師」として口コミやSNSから幅広いお客様に支持を得ている。
甘すぎない、本能をくすぐるような
“エロ髪”を提案し、
多くのお客様から
支持を集める阿形さん。
女性美容師ならではの
SNS発信の秘訣をお聞きしました。
Topic
1
「美容師 阿形聡美」として
生き方すべてをコンテンツに
阿形さんはSNSに早くから興味を持ち、
今ではInstagramの複数のアカウントを使い分けしながら
セルフブランディングに活用している。
SNSのベースは“共感”。
それを軸とした集客をしている。
Topic
2
「エロ髪」による
セルフブランディングで興味を
持ってもらうきっかけに
年齢を重ねるにつれ、阿形さん自身の考え方や志向が変わり、
セルフブランディングの方向性も変化した。
その先に「エロ髪」という新しいフィールドを見出した。
徐々に作る作品に色気が出てきたことを感じた阿形さんは、
そういう髪型のことをどうネーミングすべきか、友人に聞いてみた。
Topic
3
優先順位をつけた返信、
髪型以外のネタの発信が大事
個人ブログを9年間続けていたり、
頻繁にInstagramを更新している阿形さんに、
SNS投稿を続ける秘訣を聞いてみた。
投稿頻度は特に決めず、
内容は髪型以外のネタもよく投稿するのだそう。
最近は“エロ髪”よりも
“クセ毛”に関する発信が多いんですよ、という阿形さん。
Topic
4
女性美容師の共感力を
最大に生かして
人生の節目で新たな発信に挑戦
『NORA Journey』のプロモーションディレクターとして、
また当社のスタイリング剤『mm(ミリ)』のプロモーションリーダーとしても活躍中だ。
阿形さんは、今年の夏に出産を控えている。
私の美容師ライフの
7ルール
阿形 聡美さんの「7ルール」
仕事のパフォーマンスを
上げるために
筋トレをする
今は妊娠中なので、できる範囲で自宅でストレッチをしていますが、以前はパーソナルトレーナーについてトレーニングをしていました。筋トレによって仕事のパーフォーマンスが上がったと思います。基本的に着痩せコーデをするというより、痩せる努力をするということをモットーにしています。
カウンセリングは
「共感&肯定」
どんな髪型でも、可愛いですよね、と一旦は共感・肯定をします。でも髪質や頭の形によってできないこともあるので、なぜできないのか、やらないほうがいいのかということをお伝えしています。できるかわからないけどとりあえずやってみようというのは失礼だと思うので、やりません。
自己肯定感を
上げるカットをする
そのお客様のウィークポイントを隠すデザインより、チャームポイントを生かすデザインを提案することを心がけています。どんな人にも長所・短所がありますが、自分がポジティブな気持ちになれるような、自己肯定感がアップするようなカットをすることが大事だと考えています。
嘘をつかない
髪質や頭の形、生えグセなどによって、できなくはないけれど難しいデザインを希望されるお客様には、はっきり「できない」「おすすめしない」と言います。嘘はつきません。私の努力だけではなく、お客様のスタイリング努力が必須で、それでもやりたいという場合のみ、そうさせていただきます。
アシスタントにカラーや
ブローを指示する時、
画像やカウンセリングの
内容を共有する
ずっと通ってくれているお客様の場合はいつもの感じでと伝えれば大丈夫ですが、新規の方やスタイルチェンジする場合は、詳しく説明をしながらアシスタントに指示を出します。カウンセリングの内容はもちろん、お客様が持参した画像をアシスタントと共有して、髪色などの詳細を確認します。
カルテには
施術内容だけなく、
どんな要望でどんな提案を
したかを残す
赤みが気になるなどの要望を会話しながらスマホにメモし、データをまとめています。施術内容だけだとお客様の心境の変化まではわかりませんが、施術の過程を残しておけばそのお客様がどんな思考で、私がどんな提案をしたのかがカルテでわかり、誰でもそのお客様のことを読み取りやすくなります。
“この人と
一緒にいる自分が好き”を
大切に
ただその人が好きということだけではなく、この人と一緒にいる自分が好きだなと感じることが、結婚してよかったと思うことの1つなので、一緒にいる自分が好きだと思える人と一緒に過ごすことを大切にしています。恋愛だけでなく友達も同じです。気分がいい人と一緒に過ごしたいですからね。
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