テーマ:おしゃれ美容師
/Vol.15
ファッションは自分を知っていただくきっかけ
ファンを増やすことにもつながる
『wit』ジュニアスタイリスト
西村 美穂 Nishimura Miho
西村 美穂
Nishimura Miho
『wit』ジュニアスタイリスト。
1997年6月3日生まれ。奈良県出身。
グラムール美容専門学校卒業後、関西のサロンで3年勤務後、2020年『wit』に入社。
2021年にジュニアスタイリストとしてデビュー。
ブリーチなしでできる透明感のあるカラー、ショート、ボブが得意。
シンプルでおしゃれなファッションが話題に。
シンプルな中にもキラリと光る
個性を感じさせるファッションが人気の西村さん。
関西から名古屋へとフィールドを変 えた時、おしゃれをすることで
環境になじんだり、新しいお客様も見つけていったのだそう。
そんな西村さんのおしゃ れ哲学をお聞きしました。
Topic
1
お客様からマネしたいと
思ってもらえるファッションを意識
おしゃれは以前から好きだったのですか。
サロンワークの時はどのようなファッションを心がけていますか。
1カ月にかける服飾費はどれくらいですか。
ネイルやメイクのこだわりを教えてください。
休みの日はどのようなファッションを楽しんでいますか。
西村さん自身のへスタイルのこだわりは何ですか。
Topic
2
お客様のファッションから
テイストを探り、ヘアを提案
お客様やサロンの先輩とファッションの話をすることはありますか。
お客様のファッションを見て、提案するヘアの参考にしていますか。
新しい情報をどうやって見つけていますか。
西村さんのInstagramもたくさんの投稿がありますが、何かルールは決めていますか。
Topic
3
おしゃれにこだわることで
フォロワーもお客様も増加
おしゃれをするようになって変わったことは何ですか。
美容師にとって、おしゃれとはどんな意味がありますか。
おしゃれを美容師という仕事に生かすためのヒントを教えてください。
私の美容師ライフの
7ルール
西村美穂さんの「7ルール」
朝に予定がない日でも早起きする
仕事の日は7:00に起きるのですが、休みの日も8:00~8:30には起きます。リズムを崩さないよう、ダラダラしないように夜も早めに寝ることが多いです。仕事の日は帰宅するのが22時頃ですが、どれだけ遅く帰っても24時30分までには寝ます。2時3時まで起きていることはないです。
3日1回はメイク動画をInstagramに投稿する
以前は1週間に1回だったのですが、リール投稿をしたら見ていただける数が増えたので、最近は頻度を上げています。保存数が2000を超える時もあります。長すぎないようにする、使うアイテムを見せてから使う、使用アイテムをテロップで見せる、ということに注意しながら編集しています。
Instagramは1日1投稿を心がけ、内容も意識する
『wit』入社以来、ずっと続けています。メイクも含め、動画の投稿も結構多いです。適当に上げても意味がないので、保存したくなるような写真や動画を意識しています。今のところフォロワー1万人が目標です。オーナーからも続けたほうがいいよと言っていただいているので、がんばりたいと思っています。
話しやすい接客を心がけ、お客様を褒めることを大事にする
髪の相談も普通の話も、気軽に話していただけるような接客を心がけています。また、お客様をなるべく褒めることを意識しています。褒められてイヤな人はいません。ざっくり言うより「今日のメイクの色が可愛いですね」など、具体的に言うのがポイント。うれしい反応をしてもらえると私もうれしいです。
営業後は必ずInstagramをチェックする
営業後に新しいヘアや流行の情報を収集し、ヘアやメイクの写真を保存しています。最近は撮影の素材になりそうなヘア以外のものを保存することも多く、たとえば写真家の方の写真など、色のバランスやムードがいいなと思うものは普段から保存し、自分の好きな雰囲気や物を見返せるようにしています。
集中できる朝に練習する
平日は11:00オープンなので、9:00頃出社して10:30までの間、1人でゆっくり静かにウィッグカットなどの練習をしています。先輩が付きっきりということはなく、1人でやりたいことをやっています。朝は短時間でグッと集中できるんです。ほぼ毎日、朝の時間は練習しています。
髪型や髪色は変えない
名古屋に来て1年超ですが、このところずっと髪色は青です。始めは知り合いもお客様も誰もいない状態だったので、覚えてもらいやすいヘアにしたほうがキャラクターがつくりやすいと思ったんです。ショート&青い髪色の人は他にあまりいないので、早い段階で覚えてもらえました。
各種SNS
SALON INFORMATION
以前はギャルっぽい感じが好きで、派手な感じは得意ではなかったのですが、『Chill』に入社した時、周りにナチュラルなファッションや古着ファッションのスタッフが多かったので、他のスタッフと差別化して自分をブランディングするために、個性的なファッションや派手髪を武器にしようと考えたんです。原宿が好きなのでレオパード柄やカラーパンツなどを取り入れ、自分の打ち出したい層に向けてファッションも変えていきました。『KITSUNE』という3店舗目のサロンがオープンした際に、先輩たちがそちらに異動して大人女性を軸とした展開をするようになったので私が『Chill』のトップとなり、個性派美容師がしだいに集結。派手髪など個性的なスタイルを求めるお客様も増えていきました。セルフブランディングを考えた結果、狙うお客様層やファッション、メイクも変わっていったという感じです。